第39回サンデー鑑賞会終了(御礼)

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「アイ・リメンバー・クリフォード(3)」
サブ・テーマ:スタンダード~イエスタデイズ


 パソコン不具合のため、誠に遅蒔きながら、去る11月8日(日)「第39回サンデー鑑賞会」お陰様をもちまして盛会裡の内、終了できましたことを心から御礼申し上げます。
  当日は生憎の雨模様にも関わらず遠方のN市から初めて足を運ばれたTさんを始め、ご常連諸兄が思いのほか沢山ご来店下さいました。特に前回同様、雨合羽をはおり30分余も自転車を漕ぎながら駆け付けた後期高齢とやらの聳え立つ分水嶺を当の昔に超えられたSさんの元気印、即ち、そのジャズに寄せる熱き心と並はずれた脚力にはびっくりぼんの脱帽です!
 
 例によって生来の干乾びた脳味噌を叱咤激励、何とか完成を見たプログラムでしたが皆さん如何でしたでしょうか?
 僕の感想ですか?クリフォード・ブラウンは聴く程に素晴らしい。温厚な人柄を背負った選りすぐりの天才。何を演っても万人を引き付けて止まない朗々と氾濫する絶妙な歌心。「クリフォード・ブラウンに向かいひて言ふことなし クリフォード・ブラウンはありがたきかな」である。

 スタンダードの「イエスタデイズ(1933)」・・・今更言うまでもない名曲中の名曲。プログラム以外にも色々なミュージシャンが取り上げているが時間の制約上、又の機会に・・・・
 僕が「イエスタデイズ」の演奏(歌)から敢えて一曲選ぶとすれば画像の「イエスタデイズ」である。1コーラス(40小節)をスローで、次のコーラスでは、ややテンポを上げながらも全体を支配する、そこはかとやるせない、この気だるさには言い尽せない味わいを覚える。
 極力、音の良い美品30センチオリジナル盤を買い求めている内、同じものを6枚、25センチオリジナル2枚(VOL1,&2)、ジャケット違いのアトランテック盤1枚、ジャケット違いの日本盤1枚、オリジナルジャケットを用いた箱モノ(コンプリート日本企画3枚組)、まだあるかも・・・ばっか!みたい、ていうか、この際、みたい、は削除!即ち、ばか、そのもの。

 がら~んとした部屋に頗る塩梅良くこだまする「イエスタデイズ」・・・お天道様が煌く真昼間をよそに、じっとり、ひたひた寄り添う狂おしい夕闇の気配・・・僕は幸せだなあ・・・。
 あろうことか一片の疑義、後ろめたさなど無罪放免?昼休みになると、待ってましたとばかり勤務先の神聖な?会議室へ堂々潜入、ラジカセに録音したこの「イエスタデーズ」を繰り返し再生、独り悦に入っていたという訳。
 尤も、若気の至りという便利な口実もほろ苦く懐かしい、僕にまつわる文字通り「イエスタデイズ」の一齣なのだが、これは・・・うん十年前の・・・・
 何れにしても、元々味わい深い歌詞を尚深く掘り下げ、じっくり噛み締めながら切々と絞り出すこれが仄暗い輝きこそ、B.ホリデイの独壇場!

http://www.youtube.com/watch?v=1Hkakz0jmew

Yesterdays イエスタデイズ(過ぎ去りし日々)
1933年ブロードウェイ・ミュージカル「ロバータ」のために作られた歌。
       (m) Jerome Kern (w)Otto Harbach, 1933
Yesterdays,
Yesterdays,
Days I knew as happy,
Sweet sequestered days,
Olden days,
Golden days,
Days of mad romance and love,

Then gay youth was mine,
Truth was mine,
Joyous, free and flaming life,
Forsooth, was mine.
Sad am I,
Glad am I,
For today I'm dreaming of
Yesterdays.
        
過ぎ去りし日々、
過ぎ去りし日々、
楽しさと、幸せの記憶として残っている、
ずっと昔の、あの日々、
黄金の日々、
狂おしい恋と愛に明け暮れた日々。

当時は、陽気で若かったわ。
真剣に恋をしたわ。
喜びに満ちた、自由で、燃えるような生活を送っていたの。
ほんとうに、そうだったわ。
でも、時代は去ったわ。悲しいわね。
でも、うれしいの。
なぜって、あの日々を夢見ることができるんだもの。

119.LP「B.ホリデイ」
(コモドア FL30,008)NYC‘39.4.20
12 イエスタデイズ(A-1)3:29
(Vo)B.ホリデイ
(Ts)ケネス・ホロン、(P)ソニー・ホワイト、(G)ジミー・マクリン、(B)ジョン・ウイリアムス、(D)エディー・ドーティ


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No title

お元気でしたか?毎度お世話様です。
次回40回目を今月29日に提案させてもらいましたが、ご多忙の中、ナチュラルでなかったか?と心配しております。

No title

毎度おおきに。
御心配には及びません。
ただ、御来店の皆様からご満足戴ける内容となるのかが正直心配です。
いつものことながら・・・
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ジャズマニアな訪問者
プロフィール

秋田ジャズレコードマニアクラブ

Author:秋田ジャズレコードマニアクラブ
はじめまして!僕は秋田市在住のジャズ・キチ老人です!
高校3年の頃、1年後輩のちょっとなベニー・グッドマン・オタクに幻惑され、ジャズに興味を持ち始めました。
以来、ベニー・グッドマンのメモリーズ・オブ・ユーを皮切りに、いわゆるスイング・ジャズ(コンボ、オーケストラ)、ニューオリンズ・ジャズ(ブラス・バンド素敵!)、デキシー(シカゴ・スタイル、サンフランシスコ・スタイル、ニューヨーク・スタイルなど)、バップ、クール、ハード・バップ、新主流派(懐かしい響きね!)、ヴォーカルなどなど手当たり次第、様々なジャンルのジャズ及び周辺音楽に耳を染めてきましたが、ジャズって思いのほか間口が広く、奥が深いので一切飽きることがありません。
結果、何時しかジャズが手ぐすね引く甘美な泥沼にガバチョと嵌ってからに、ふと気が付けば下唇下3センチの危険水位まで迫る悦楽という名の波しぶきを受けて、あっぷあっぷ・・・嗚呼もう駄目ません。
変なプロフィールになってしまい誠に遺憾です!

Billie Holiday
When You're Smiling

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