美女ジャケコレククションヴォーカル編(1)

images (52)ダウンロード (3)                                                                                                       先の 「ジャズ批評 2016年1月号 特集「美女ジャケコレクションヴォーカル編」に載っている美女ジャケットの中から時折り何枚か紹介出来ればと思います。                                                
 
 藪からステック!?・・・しかし、それにしても昔は、たまげるほど大したえがった!
 先ずは、ほれ、みでけれっ!上記 画像を!!(ナヌ!?当のむがしにみでしまったてがっ・・・!?)
 繰り返して申し上げる!兎に角、一昔前、がばって嵌(はま)っていたレコード・オークションは愉快この上なし、頗る大したえがった!
無論、財布の奥底を叩き、どうにか捻出した高額な落札額とは月とスッポンポンな、それは正に激高に値する粗悪品が送りつけられるなど、オークシャニア(主催者)の理不尽極まる災難に幾度となく遭遇したけど、他方、ポロポロる感涙塗れの展開もちょびちょびあるので、つい、ずるずると・・・・でも、真綿の巻き付いた首が年々苦しくなり10年程前にオークションから足を洗った・・・でも、相手も中々律義ていうか、したたか者、未だにニューヨークとコネチカットからリストを送ってくるのにはほとほと閉口する・・・そう、言いながらここだけの話、本のちょこっとだけ、グラッ!て昔取った杵柄(きねづか)とやらが揺らぎそうになることも・・・だけど、無い袖は振れない・・・と未だに耐え忍んでいる今時にしては珍しい軟骨のある後期高齢者。

  落札価格をなんぼに設定するか?あれこれ悩み抜いた末、漸く弾き出した胸算用。 一日千秋の思い・・・落札の合否へ寄せる、胸わくわくどきどどきの期待と興奮・・・果たして如何なる結末が待っているのか。待望が叶った時の何にも増して嬉しく、はちゃめちゃな有頂天と、方や意に反した非情な結果を受け苦々しく項垂れる意気消沈とが織り成す悲喜こもごもの心模様・・・これがオークションならではの何にも増して捨て難い泥沼の魅惑。


レコード・オークションには、大別して「①予め設定した期間内で一定以上の価格を競い合う方式:値段の高い者勝ち」 と「②予め価格が設定されている方式:早いもの勝ち」の二種類がある。
 
 画像は②方式により落札した一枚。それにしても全く人様を何だと思ってんだ!?バナナのたたき売りでもあるまいに、これが美女濡れのホの字がにんまり蕩けるようなジャケットにも関わらず?・・・人様の鼻の下ていうか、足元を見てからに、たったの5ドルなどと、鼓動が横滑りするが如き超破格の廉価とやらをふっかけやがって、このお人よしの、おっちょこちょいめがっ!んだがら、もろ39ベリーマッチなだんす!
 しかしそれにしても、アメリカ国内はもとより、世界各国へ送られるオークション・リスト。にも関わらず、東アジアのジャポンというちっぽけな島国の、しかも北東北の辺鄙極まる名ばかりの中核市・・・と或る小路沿いのボロ屋にひっそり息を潜め超零細コレクターを標榜する、この僕に栄えある落札の白羽の矢が放たれたということは、早い者勝ちというよりか、何のことは無い・・・アメリカ本土を含め、世界中の何処からも、誰からも入札へ参加する物好きがいなかったのだ。
 ていうか、リストには演奏者(歌手)とレコード・タイトル、レコード会社、レコード番号、値段が記載されているだけで、肝心のジャケットの図柄が載っていない。然れば、それなりのコレクターでなければ見逃してしまうという寸法。僕はそれなりのコレクターではないけど、只の偶然という天からの教示を受けてこれがレコードの存在を知り首尾よく入手したという訳。
 
 再び繰り返すけど、何たって画像が示す通り、滴るばかりの美女ジャケが何たってタッタの5ドルだよ、タッタの・・・あぁ、有り難や、有り難や・・・驚愕が腰を抜かすような、どでんびっくらこぐ超お買い得な逸品!随喜の涙がどば~て波しぶきを上げて、思わず、ジョアンちゃんの憂いを秘めたお目々目にベサメ・ムーチョ!?・・・これは若かりし頃の、ちょっと切なくうるうるな僕の良き思い出の一こま。
 このレコード、前出の本にはステレオとモノラル双方載っているが、僕が持っているのはモノラル!無論、オリジナル盤。結構な美品!僕の美女ジャケコレククションの中でも20本?の指(趾含む)に入る御気に入り。
 但し、画像はステレオ盤・・・折角のジョアンちゃんなのに不鮮明な画像で誠に遺憾!
 
 改めて言っとくけど、これがジャケットはジャケット中、どこもかしこも鄙びた流麗が幾重にも重なりどうにも止まらない絶好調の佇まいで満タン。思わずそうっと抱きしめたくなるような、仄かに漂う憂いの表情が際立つ「しなだれかかりポーズ」(僕が命名・・・エッヘン!)の何たるサンタ・ルチア・・・!?
 栗毛のジョアンちゃん・・・うねるが如くこんもりとウエーーブをあしらったオーソドックスなヘアースタイル・・・実にお見事・・・眉も睫毛もお目目もお鼻もお口も、それに99%隠蔽したお耳も、どこかしこも、しっとり漂うが如きお上品な色香で充満。何も言うことなし!
 誰が考案したのやら・・・紙という素材が創り出す30センチ四方という最高に丁度良い永遠に不滅の夢見る寸法?・・・これがオリジナル・ジャケット全域をそれとなく支配する古色蒼然とした麗しいだらけが、さり気なく満ち溢れる肌色系の濃淡を中心として織り成すこれが色合いの何としとやかで絶妙なことよ!
 因みに、画像とオリジナル・ジャケットのとの色彩の差異は似て非なるものであることを何卒ご承知置きの程を・・・繰り返すが、当然の如く、ジャケットの実物が醸し出す秋の落日がうっすらと輝ける如き儚くも眩しいまでの存在感は画像の比ではありません!・・・

 更に付け加えるならば圧倒的なその質感!先ずはこれが実物を手に取ってからに、音もなく伝う、まこと快い引力と触感に思わず無言で頷きながら血走り眼(まなこ)の奥底を以ってしげしげ臨まなければ永遠に分かりませんよ、紙で拵(こしら)えたジャケットの、アナログとやらの家内手工業的触覚と陰影が色濃く立ち込める底なしの泥沼が咲き乱れる頗る付きの魅力は!あははは・・・。(遂に始まったぞ!例の自己陶酔が泥酔に塗れる意味不明な綴り方教室とやらが・・・いひひひ・・・)

 ところで、これがジョアンちゃん、入手以来うん十年このかた、年に一度か二度、両掌でジャケットの端っこを、そうっと挟むと、200グラムほどの最高に丁度良い軽い重さや、しっくり、しっとり馴染む手触りなど、その芳醇な感触を確かめながら、憂いを秘めたその溢れる美貌にしげしげ見入ることはあるものの、どうしたことか只の一度としてターン・テーブル(レコード・プレヤー)に乗せた試しがない!
 只、手にとり無言でじっくり見つめるだけ・・・ジョアンちゃん、可愛いね!とか、美人ちゃんだね!とか、お上品だね、凛としているけどどこか色っぽいねとか、褒めることも、おだてることも一切ない・・・万が一にもヨダレという阿呆な熱中の確たる証しがジャケットに垂れ落ちないようくれぐれも用心に用心を重ねる一方、視覚、それに妄想という超常現象?をフル展開させながら、血圧の乱高下とか頻脈とか助脈とか、よもやのくも膜下の真っ赤なありもしない不安をそよがせながら、ただ一途に拝見するだけ・・・これ、僕が発明した「美女ジャケ買いレコード」の由緒ある鑑賞法?如何・・・?(飽きもせず意味不明な綴り方教室再開誠に遺憾!・・・いひひひ・・・)

 
 老婆心!
 ジャケ買いはあくまでもジャケ買い。中身なんかウンチおまくらいなさいって、高を括ることが肝要。どだい、外観・内容、二拍子揃ったジャケ買いなどあり得ないと端から覚悟を踏んで決行することが基本。繰り返すが、取り敢えずは、外面(づら)さえ良ければ万事OK。中身は二の次か、三か四・・・・の次。ひたすら外見一路!中身?・・・だから、出来、不出来は、もう、どうだっていいのっ!
 もし、仮に一曲でも琴線に触れる罰当りなお気に入りに巡り逢えたとすれば、これは、もう、それだけで、しこたま儲けもの・・・やったー~~位の大海原のように洋々としてグローバルな確固たる懐(ふところ)を持ち続けることが肝要・・・そこ、ここらへんを全部ふっくるめ、いつ、なんどき、何処に所在していたとしても、これが基本を心底わきまえつつ安穏に向き合うことがジャケ買いの真骨頂であり、由緒ある楽しみ方と思うのだが・・・
 
 ところで・・・継ぎ接ぎだらけの、隙間だらけの、肝心の防音装置に至っては、昨今巷を賑わしているマイナス・ゼロ金利?宜しく、これがゼロ対策を以って近傍には立派に筒抜け。それに、如何に雪害防止対策とは申せ、小路沿いの外壁ほぼ全域に張りめぐらせたヨシズとかの、いわゆる簾(すだれ)が我が物顔でのさばる、みすぼらしい佇まいが象徴的な世界遺産文化遺産もどき、絶好調のあばら家には到底不釣り合いな、身の置き場もない身の置き場?にも関わらず、芥子粒程の愚痴も零さず、文句も吐かず、何時の時代になっても絶頂期の美形を以って静かに息衝いて憚らない、ささやかな「美女ジャケ買いコレクション達」よ、永遠なれ!(あぁ、疲れた・・・)
 
似たり、よったりの補足 
「掃き溜めに鶴」・・・を地で行く、これが、あばら屋にあって、思わず乱視の遠視の老眼が目を見張る「美女ジャケ」の逸品、即ち、選り抜きの美女が、よりどりみどり、がずらり勢揃い。
 個性豊かな美形が携える麗しき表情と、しなやか乃至妖艶なポーズや引っ下げてさりげなく迫る眩いばかりの、しかも全てオリジナル盤、しかも、ことごとく美品という垂涎の姿形を以って、この年老いた僕をして過ぎ去りし遥かなる良き時代へ今より速く好き放題、何度でも何時間でも誘ってくれる悦楽の一時。万歳三唱!
 
 しかし、それにしても我が愛しのジョアンちゃん!どんな声なのか、どんな歌いっぷりなのか、家の僕んちへ来てから、うん十年経つというのに、皆目分からないというのは、如何なものか・・・うふふふ・・・


comment

管理者にだけ表示を許可する

No title

明日は桃の節句、箱入り娘3人官女を紹介してください。お後が楽しみ。

No title

承知しました。折りを見て・・・
10 | 2017/11 | 12
Su Mo Tu We Th Fr Sa
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
ジャズマニアな訪問者
プロフィール

秋田ジャズレコードマニアクラブ

Author:秋田ジャズレコードマニアクラブ
はじめまして!僕は秋田市在住のジャズ・キチ老人です!
高校3年の頃、1年後輩のちょっとなベニー・グッドマン・オタクに幻惑され、ジャズに興味を持ち始めました。
以来、ベニー・グッドマンのメモリーズ・オブ・ユーを皮切りに、いわゆるスイング・ジャズ(コンボ、オーケストラ)、ニューオリンズ・ジャズ(ブラス・バンド素敵!)、デキシー(シカゴ・スタイル、サンフランシスコ・スタイル、ニューヨーク・スタイルなど)、バップ、クール、ハード・バップ、新主流派(懐かしい響きね!)、ヴォーカルなどなど手当たり次第、様々なジャンルのジャズ及び周辺音楽に耳を染めてきましたが、ジャズって思いのほか間口が広く、奥が深いので一切飽きることがありません。
結果、何時しかジャズが手ぐすね引く甘美な泥沼にガバチョと嵌ってからに、ふと気が付けば下唇下3センチの危険水位まで迫る悦楽という名の波しぶきを受けて、あっぷあっぷ・・・嗚呼もう駄目ません。
変なプロフィールになってしまい誠に遺憾です!

Billie Holiday
When You're Smiling

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
ヤフオク (ジャズレコード一般)
検索バーに文字を入力すると出品されている物が表示されます。
RSSリンクの表示
検索フォーム
リンク