第44回サンデー鑑賞会終了(御礼)

開けてビックリ玉手箱!・・・

 去る3月13日(日)開催の第44回サンデー鑑賞会は正にこれでした!
 何となれば、「今鑑賞会はご常連の御都合により4名が参加できない」旨のマスターから得た事前情報を受けて、正直、しょんぼり・・・結果、これに応ずる形でプログラム部数をいつもの13部(満席12部+マスター分=13部)から8部にけちると、重い足取りで一路モーニンへ・・・
 
 そして「モーニン」のドアを「開けてビックリ玉手箱!」
 あの悪名高き閑古鳥とやらがびっしり犇(ひし)めいている筈の店内を恐る恐る覗いたところ、全体どうなってんの!?・・・ごちゃごちゃの人だかりで酸欠状態&窒息寸前ではございませんかっ!
 この僕を含め、押し並べて御高齢という領域に所属する10名弱の御常連に混じり、何と県北は大館市から遠路はるばる電車で駆け付けられた「大館ジャズクラブ」のS様を始め、これまた、僕としては多分、初めてお目に掛かると思しき、うら若き愛好家のTさん、Wさん、それに途中から参加された由利・本荘市方面からお出での2名様・・・
 然れば鑑賞会開催の都度、僕とマスターが秘かに懸念し、慄いて憚らないところの、詰まりが、元気印の閑古鳥が所狭しと飛び回る忌まわしい現象を完璧に追放、満員御礼という、よもやの展開に万歳三唱の心だっ!・・・これが「開けてビックリ玉手箱!」の種明かし。
 
 ところで、満員御礼という怪奇?&快気現象を受けて思わぬ事態が・・・前出の通り、プログラム部数をけちってしまったため、数名の方にはご迷惑をお掛け致し大変申し訳ございませんでした。

 それと、心残りなのは、いつものことながら、僕の寝たきりめんちょこちゃん(女房)介護の都合で、折角ご参加戴きながら皆様との歓談も儘ならず、脱兎の如く会場を後にしなければならないのが如何にも残念で心苦しく思っております。
 

僕の愛聴盤(曲)

9

9.LP「ジャズ・イモータル/クリフォード・ブラウン」(番外編)
(PACIFIC JAZZ GXF3132) LA‘54.7&8
  ボーンズ・フォー・ズート(B-3)4:25
10 ダホード(B-4)4:18
(Tp)C.ブラウンン、(Ts)Z.シムズ、(Bs)B.ゴードン、(V-Tb)S.ウィリアムソン、(P)R.フリーマン、(B)J.モンドラゴン、(D)S.マン 
R.フリーマンがZ.シムズへ捧げた、カンサス風ジャズを色濃く残すこの演奏は何度聴いても痺れる。全体としてリズム・セクションが出色の出来。特にS.マンのブラシ超最高!!!

http://www.youtube.com/watch?v=Cc1NLJ9-nhA


10

10.LP「ザ・レジェンドリイ・スコット・ラファロ」
(AUDIO FIDELITY  ULS1677-AP)
‘57.12 Chicago
11 アイ・コールド・ハブ・ダンスド・オール・ナイト(B-2)3:34
12 イエスタディズ(B-3)4:34
13 ブルース(B-4)4:09
(B)S.ラファロ、(P)P.モラン、(D)J.ホワイテド
スコット・ラファロが奏でるウオーキング・ベースの粋ここにあり!脇目も振らず、ひたすらブンブンブンブン・ズンズンズンズンの猪突猛進あるのみ、これが千金に値する驚愕の躍動感には僕の背筋もズンズンズンズン熱く凍り付いたよ!



11

11.LP「オーネット!!/ザ・オーネット・コールマン・カルテット」
(ATLANTIC 1378)NYC‘61.1.31
14 C.& D.(B-1)13:19
(As)O.コールマン、(P-Tp)D.チェリー、
(B)S.ラファロ、(D)E.ブラックウエル
スコット・ラファロが奏でるアルコ(弓弾き)・ベースの粋ここにあり!グォ~ン~~~・・・テンションてんこ盛り。そこにあるのはスコット・ラファロにしか弾けない謎めいて不気味な何処か宇宙の果てを思わせる斬新過ぎるサウンド。思わず呼吸を忘却する恍惚の90秒ではある。只只只無念なのはバッキングに回った時の比類なきこれがテイタラク振り、何とかならないものかね!まるで遠隔地へ左遷か島流しでもされたかのような、何時に無く、か細く貧弱で輪郭も虚ろな躍動するトーンの哀れには苛々(イライラ)の3乗・・・
 何のことは無い、鯔(トド)の詰まりがTom Dowd(録音技師)こそ哀れっ!・・・それにしても、このカルテットによるライブ録音があったらなぁ・・・そう、既にここでは、後年、一世を風靡することとなる名盤「ゴールデン・サークル」誕生の兆候が脈々と息衝いており、熱狂の渦と化したであろうことは必定・・・くれぐれも無念!



12

12.LP「ワルツ・フォー・デビイ/ビル・エヴァンス・トリオ
(RIVERSIDE RLP399)NYC‘61.6.25
15 マイ・フーリッシュ・ハート(A-1)4:59
16 ワルツ・フォー・デビイ(A-2)7:04
(P)B.エヴァンス、(B)S.ラファロ、(D)P.モチアン
所謂、数多あるモダンジャズのレコードで最高位の人気を誇るのがこのレコード。一番の聴きどころは、絶品極まる演奏内容はさておき、思うに「ヴィレッジ・ヴァンガード」というクラブにおけるライブならではの格別な、その生々しいばかりの臨場感かと思う・・・大体に於いて微かなざわめきこそが頗る良いのである。この微かなざわめきが携える快さもまた名演の一部なのである。ぱちぱちぱち・・・醸し出される優雅なサウンドに引きずり込まれるように、疎(まば)らをちょこっと上回る程度の、由緒正しい熱い拍手も然り。ミュージシャンと聴衆の、予め綿密な打ち合わせでもしたかのように密やかに滲み出しては周辺を席捲する心安らぐさりげない時の流れ・・・何とも堪らん・・・てな、ひねくれた鑑賞技法に秘かな悦楽を覚える僕なのだが・・・何れにしてもジャズ史に残る永久に不滅の名盤だね!


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ジャズマニアな訪問者
プロフィール

秋田ジャズレコードマニアクラブ

Author:秋田ジャズレコードマニアクラブ
はじめまして!僕は秋田市在住のジャズ・キチ老人です!
高校3年の頃、1年後輩のちょっとなベニー・グッドマン・オタクに幻惑され、ジャズに興味を持ち始めました。
以来、ベニー・グッドマンのメモリーズ・オブ・ユーを皮切りに、いわゆるスイング・ジャズ(コンボ、オーケストラ)、ニューオリンズ・ジャズ(ブラス・バンド素敵!)、デキシー(シカゴ・スタイル、サンフランシスコ・スタイル、ニューヨーク・スタイルなど)、バップ、クール、ハード・バップ、新主流派(懐かしい響きね!)、ヴォーカルなどなど手当たり次第、様々なジャンルのジャズ及び周辺音楽に耳を染めてきましたが、ジャズって思いのほか間口が広く、奥が深いので一切飽きることがありません。
結果、何時しかジャズが手ぐすね引く甘美な泥沼にガバチョと嵌ってからに、ふと気が付けば下唇下3センチの危険水位まで迫る悦楽という名の波しぶきを受けて、あっぷあっぷ・・・嗚呼もう駄目ません。
変なプロフィールになってしまい誠に遺憾です!

Billie Holiday
When You're Smiling

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