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第48回 サ ン デ ― 鑑 賞 会 終 了 (御礼)

images (1)←いよっ!大統領、超格好ええどっ!
                                                                  

第1部「レスター・ヤング(その1)」          
第2部「ズート・シムズ(その2)」  
第3部「スタンダード・・・カムズ・ラブ&ユアー・マイ・スリル(その2)」

 第24回参議院議員通常選挙投票日当日であることに加え、今一な空模様にも関わらず足を運ばれたご常連を始めとする多数の皆様並びにマスター、大変お疲れ様でした!ありがとうございました!

 ズート・シムズをはじめとする特に白人テナー・サックス奏者に大きな影響を与えたとされる第1部「レスター・ヤング(その1)」では、正に絶頂期の演奏を冒頭から7曲(当日はプログラム内容を一部変更)一気に聴いて戴いた訳ですが如何でしたか?僕的には何れも絶品の出来かと一人納得。家ではMDに録音したこれらの演奏(プログラム順に全曲を収録)を寝たきりめんちょこちゃんの介護や僕自身のリハビリの合間など、暇さえあれば、耳タコだらけになりながら?嫌という程聴いて来たのだが、何十回、何百回?となく聴いても、それこそ嫌になることが全く無い。
 
 全体として言えることは、兎に角、心地良いことこの上なし!のびやかに、くねりながら、ひょうひょうと、へなへなと、希には、どでんびっくりこぐような、大胆不敵、野太いトーンとか、斬新千万なフレーズ&サウンドとか、これまたハラハラするような長い休符とかを巧みにていうか、自家薬篭中のものにしつつ我が道を言語道断の自在な歌心で文字通り謳歌するくだり(画像左参照~超格好えっすな!)は、B.ホリデイでなくとも、「いよっ!大統領!(プレジデント・・・プレジ:愛称)」と叫びたくなる感じ・・・?(ははは・・・?)

 Ease Does It (あわてずゆっくりやれ):プログラムの冒頭に収録)でソロを取るレスター・ヤング・・・正に画像のような格好でテナー・サックスを吹いていたのではないか・・・
http://www.youtube.com/watch?v=QL9euanA4Yw
 
 例のジュリー・ロンドンのヴォーカル「ユア・マイ・スリル」は、さておき、オリジナル・レコード・ジャケットの実物が携える視覚的&触覚的感触は如何でしたか?何年か前、ラジオにゲスト出演した八城亜紀の話によると、彼女が小学生のころ、父親が「ジャケ買い」したジュリー・ロンドンのLPレコードを聴いて歌手を目指すことになったらしい。それにしても、「ジャケ買い」という言葉が彼女の口から飛び出した時はちょこっとびっくり、何だかとても嬉しくなったことを覚えている。

14.LP「ジュリー・ロンドン/メーク・ラヴ・トウ・ミイ」
(リバテイ LRP 3060)‘57
18 ユア・マイ・スリル(B-3)・・・・・・・・・・・・・・・1:58
(Vo)J.ロンドン
(Orch)ラス・ガルシア


 
 以来、僕は、ジュリー・ロンドンや八城亜紀の歌や映像に接する度、「ジャケ買い」の栄誉に授かったのは、ジュリー・ロンドンの何て言うレコード・タイトル?レコード会社(多分、リバテイ?)は?レコード番号は?収録曲は?・・・海馬の片隅で眠りこけている干乾びた疑問符が俄かに鎌首をもたげるのだが・・・いつのまにやら尻つぼみ・・・だから、未だに謎のまま・・・

 折を見て八城亜紀さんに直に尋ねてみようかな・・・などという阿呆な考察はさておき・・・思い起こすに、彼女曰く、そのレコードには、思い出のサンフランシスコ・・・?フライ・ミー・トウ・ザ・ムーン?・・・が収録されているとか、いなとか・・・言っていたような、言っていないような・・・全体、どっちなのだっ!ま、そこらへんなども、それなりに考慮しながら当該LPが何であるのか、折を見てあれこれ調査、推測してみるのも楽しいかなって思う。
 
 脱線ついでに一言・・・賞会当日、僕の左隣りに座った青年ジャズ愛好家曰く「ジュリー・ロンドン」の名前も歌も、レコード・ジャケットを見るのも初めて、というではないか!つい「あれ、まぁ」などと、どでんびっくりこいだ僕なのでしたが、当の昔に後期高齢者(75歳!)に到達したという、これが何ともやるせない「光陰矢の如し」が携える超常現象とも言うべき威力を平素普通に認識さえしておけば斯くもマト外れで恥知らずな事態には至らなかったものを・・・歳月は無言。そして寸分も休むことなく、ひたすら永久に疾走し続ける。身も心も律義一徹、老化の一途を矢の如く歳月と並走、やがて息絶える。
 がっ、僕の青春時代界隈の熱き良き思い出は、いつになってもていうか、例え棺桶に片足突っ込んだとしても生れたてのホヤホヤ・・・嗚呼、何だかややこしくなってきた感じ・・・?十八番の意味不明がチラホラ・・・詰まり、「あれ、まぁ」の発声こそ、偏(ひとえ)に身から出た出た時代錯誤?の賜物?お恥ずかしい限りです。やっぱ、意味不明・・・?

 ところで存外な収穫がある。ラスト・ナンバー、ズート・シムズの「ザ・マン・アイ・ラブ」(画像右)がそれ。
 ガーシュウィン兄弟が1924年のミュージカル「レディ・ビー・グッド」のために書いたこの曲については、色々な演奏やヴォーカルで聴いてきたが、正直なところ、メロデー自体、今一僕タイプではないらしく、ややもすれば敬遠する嫌いがあった。
 案の定、この「ザ・マン・アイ・ラブ」も聴き始め当初は、余り気乗りのしない、謂わば想定内の展開となったのだが・・・繰り返し繰り返し聴いている内、一筋の光明が・・・ふむふむ・・・ちょこっと、良いかも・・・ジョニー・ウイリアムスのピアノって・・・さり気なく漏らしたこれが嫌味充溢する僕の呟きを受け、高きプライドを深く傷付けられからに発奮したのかどうか、定かではないのだが、それまで平々凡々?泣かず飛ばず?を囲っていたズートが俄かに豹変。珠玉のピアノソロを継いで、俄然絶好調をもぎ取るのである。
 更に繰り返し聴き及ぶ内、段々良くなる法華の太鼓宜しく、曲の爪先から頭の天辺まで、これ全編にわたり、たおやかで慈愛に満ち満ちたすこぶる宜しきバラード演奏として、いつの間にか僕お気に入りの一曲に昇格したのでした。お終い。

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ジャズマニアな訪問者
プロフィール

秋田ジャズレコードマニアクラブ

Author:秋田ジャズレコードマニアクラブ
はじめまして!僕は秋田市在住のジャズ・キチ老人です!
高校3年の頃、1年後輩のちょっとなベニー・グッドマン・オタクに幻惑され、ジャズに興味を持ち始めました。
以来、ベニー・グッドマンのメモリーズ・オブ・ユーを皮切りに、いわゆるスイング・ジャズ(コンボ、オーケストラ)、ニューオリンズ・ジャズ(ブラス・バンド素敵!)、デキシー(シカゴ・スタイル、サンフランシスコ・スタイル、ニューヨーク・スタイルなど)、バップ、クール、ハード・バップ、新主流派(懐かしい響きね!)、ヴォーカルなどなど手当たり次第、様々なジャンルのジャズ及び周辺音楽に耳を染めてきましたが、ジャズって思いのほか間口が広く、奥が深いので一切飽きることがありません。
結果、何時しかジャズが手ぐすね引く甘美な泥沼にガバチョと嵌ってからに、ふと気が付けば下唇下3センチの危険水位まで迫る悦楽という名の波しぶきを受けて、あっぷあっぷ・・・嗚呼もう駄目ません。
変なプロフィールになってしまい誠に遺憾です!

Billie Holiday
When You're Smiling

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