第54回サンデー鑑賞会終了(御礼)

 時節外れの晴天がのさばる、希に見る、絶好のサンデー鑑賞会日和を受けて、主催であり、会場である「モーニン」は満席(定員12名)を超える15名様という、これまた、近年希に見る大勢の御来場を賜わり、解説者と致しましては誠に嬉しく、且つ、光栄至極、心から御礼申し上げます!ご来店の皆様並びにマスターお疲れ様でした!

1.LP「祭の幻想/白木秀雄クインテット」
(テイチク NL-3008)‘61.6.23
 祭の幻想(A-1)・・・・・・・・・・・・・・・・7:39
 ファイブ・スポット・アフター・ダーク(A-2)・・6:28
(Tp)小俣尚也、(Ts)松本英彦、(P)世良 譲、
(B)栗田八郎、(D)白木秀雄、(琴)白根きぬ子(A-1)



ダウンロード (4)

1.LP「ブルース・エット/カーテス・フラー」
(サヴォイ MG-12141:オリジナル・モノ)NJ‘59.5.21
 ファイブ・スポット・アフター・ダーク(A-1)・・・・・・・・・・・・5:22
(Tb)カーテス・フラー、(Ts)ベニー・ゴルソン、
(P)トミー・フラナガン(B)ジミー・ギャリソン、(D)アル・ヘアウッド


 
 プログラムは上記の通り、当初、予定しておりましたLP「祭の幻想/白木秀雄クインテット」をLP「ブルース・エット/カーテス・フラー」に変更させて戴いた他は同じ内容でしたが、全11曲何れもが典型的ハード・バップのお手本とも言うべき、しかもライブ・レコーディング(9曲)が中心だけに店内はさながらライブ会場・・・!?前回以上に熱気&酸欠むんむん!?で、すこぶる大したえがった!・・・って、またしても自画自賛!?
 
 それにしてもスタジオ録音の2曲、即ち、「ファイブ・スポット・アフター・ダーク」と「ボヘミア・アフター・ダーク」は確かに名曲&名演。МDに録音したこの2曲何十回となく聴き比べたがどちらも全く遜色ない!ていうか、後者がこれほどの名曲&名演だったとは・・・オリジナル盤を入手しようと東芝の赤ビニール盤を手放してから早やウン十年・・・巡り逢わ(え)ない神秘?の生贄となり、結果、ジャズ友のТ氏からオリジナル盤を拝借したのだが、繰り返すようだけど、やっぱええなぁ・・・前者に較べ若干手の込んだと思しきメロデイが誘う、一聴元気印の中に、そこはかとなく漂く哀愁のような佇まいが何とも堪りましぇ~ん!!!「ブルース・インザ・クローゼット」にしたところで、オスカー・ペテフォードって、確かにええ曲作るなぁ・・・
 
 ところで、プログラム6.LP「カフェ・ボヘミアのジョージ・ウォーリントン」だけど、このレコード(日本盤)昔から持っていたが、何故か真面目に聴く気が起こらず、頗る影の薄い存在としてでかいツラをしていたのだが・・・今回の鑑賞会がトリモツ縁とやらで普通に渋々タンテーブルへ載せ針を落としてからにびっくら仰天!
 はっきり言ってA~B面通して聴くなどという志も忍耐も端から持ち合わせていなかったのだが、いやはや参ったね!これが、あの日蔭のLP「カフェ・ボヘミアのジョージ・ウォーリントン」!?・・・冗談もよしこさんだぜっ!薄情なレコードの持ち主、即ち、僕によって随分長いこと冷や飯を食わされている間、狭苦しいポリエチレン収納袋の中で青息吐息の熟成を幾重にも重ねる内、丸で別物に豹変していたのである?

 兎に角、痺れに痺れた!何十回となく聴いた。ざっくり言って全体が覇気に塗れ、覇気だらけ!覇気は熱気である。B面冒頭から末尾まで漲る覇気の整然たる乱舞。繰り返すが「爪先から頭の天辺まで徹頭徹尾、覇気という鎧をまとった怖いもの知らずの5人衆が織り成すハード・バップの頂点&理想郷!」・・・これが僕の由緒正しいと思しき評価である。
 「カフェ・ボヘミア」という、持ってこいの檜舞台に乗っかると、青二才に毛の生えた如き?有能な若手ミュージシャン(P.チェンバース:20歳、D.バード:22歳、J.マクリーン:23歳、A.テイラー:26歳)を中心に最長老と言っても若干30歳のジョージ・ウオリートン率いるこれがクインテットが生み出す想定内の晴天の霹靂?・・・やっぱ、この日、この時分、5人の肩にはハード・バップのミューズが舞い降りたようで・・・
 敢えて言わせて貰えば、B面3曲目「ファイブ・アフター・ダーク」のA.テーラー(ドラム)が豪く気に入っているのだが・・・僕的には。この、ひねくれ筍鼓膜めがっ!てか!?

今鑑賞会の一盤
ジョージ・ウオリ-トン・アト・カフェ・ボヘミア(日本盤)日本ビクターSMJX 10120
                                 
                                 
                                 
                                 
Orijinaru George Wallington Quintet At The Bohemia (Featuring The Peck)
‎(LP, Album, Mono, Dee) Progressive Records PLP 1001


                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
  以下はアメリカの某グロブからの転載です。自動翻訳特有の若干ユニーク過ぎて、それなりに意味不明な件もあろうとは思いますが、このレコード(オリジナル盤)に寄せる熱く深い思いはひしひし伝わることかと思います・・・

 『1955年9月9日にニューヨークのカフェ・ボヘミアで演奏されたジョージ・ウォーリントンの素晴らしいアルバム。ジョージ・ウォーリントン・ピアノ、ジャッキー・マクリーン(ジャック・マクリーン、バック・スリックのマクリーンは言う。クリーン)、ドナルドバード(トランペット)、ポールチェンバース(ダブルベース)、アートテイラー(ドラム)。はるかに良くなりません。このサウンドは、50年代のライブ録音には驚くほど良いサウンドです。しかし、このすばらしいアルバムを録音したRudy Van Gelderからの期待は少ないです。

 このオリジナルの第1回のプレスは、ほとんど言わないことは非常にまれです。見つけるのが非常に難しく、あなたはほとんどそれを販売のために見ることはありません。もちろんコレクションでそれを持っているのは楽しいです。ちょうどそれに耳を傾け、これは楽しいセットです。お気に入りは「Jay Mac's Crib」と「Minor March」です。あなたが時間に戻ってボヘミアに座って、飲み物を飲んで魔法を楽しんでもらうためのエネルギー充足のパフォーマンス。あなたが初めての場合は、間違いなくこれをチェックしてください。希少性と値札のためにオリジナルを入手するのはあまりにも難しいかもしれませんが、この音楽はあなたのコレクション、オリジナル、再発行、または別のフォーマットに変換する必要があります。素晴らしいもの。

  あなたが私のコレクションからより多くの偉大なアイテムのために調整されていることを確認してください。素晴らしい日曜日を過ごしてください!』

 因みに、喉から手が出ること必定のこれがオリジナル垂涎盤を所有している、知る人ぞ知るコレクター氏が当市に居られるという貴重な情報につい最近接したのだが・・・思い起こせば、今からウン十年前2,3度、そのコレクター氏宅にお邪魔したことがある・・・レコード棚には名だたるオリジナル盤がぎっしり犇めいていたことを昨日のことのように鮮明に覚えているけど・・・その頃は未だ「Progressive Records」なんてマイナー・レーベルの存在など知る由もなく・・・(続く?・・・)


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No title

お疲れ様でした。
僕は今、リバーサイドの追っかけをしていますが、所持しているのは大半が日本盤です。で、ベースの低音が今一なんですねー。ハードバップはベースがブンブン響くのとそうでないのは、琴線の揺れに大いに影響が出ると思います。ただ、このジョージのアルバムはバンゲルダー録音でもあるせいか低音を良く拾って、聴きごたえありました。
さて、何時でも結構ですが、53回・54回分の案内冊子頂ければ幸いです。ここの所、満席状態で助かっております。

No title

53回・54回分の案内冊子って、プログラムの事ですね、了解!
ジョージ・ウオリ-トン・アト・カフェ・ボヘミア(日本盤)日本ビクターSMJX 10120のベース(P. チェンバース)、腰を抜かすほどズンズンはらわたに響いてきました。H先生も同感の様子・・・月並みな言い方で恐縮ですが、ベースの良し悪しが思いのほか演奏を作用することは確かなようです。
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ジャズマニアな訪問者
プロフィール

秋田ジャズレコードマニアクラブ

Author:秋田ジャズレコードマニアクラブ
はじめまして!僕は秋田市在住のジャズ・キチ老人です!
高校3年の頃、1年後輩のちょっとなベニー・グッドマン・オタクに幻惑され、ジャズに興味を持ち始めました。
以来、ベニー・グッドマンのメモリーズ・オブ・ユーを皮切りに、いわゆるスイング・ジャズ(コンボ、オーケストラ)、ニューオリンズ・ジャズ(ブラス・バンド素敵!)、デキシー(シカゴ・スタイル、サンフランシスコ・スタイル、ニューヨーク・スタイルなど)、バップ、クール、ハード・バップ、新主流派(懐かしい響きね!)、ヴォーカルなどなど手当たり次第、様々なジャンルのジャズ及び周辺音楽に耳を染めてきましたが、ジャズって思いのほか間口が広く、奥が深いので一切飽きることがありません。
結果、何時しかジャズが手ぐすね引く甘美な泥沼にガバチョと嵌ってからに、ふと気が付けば下唇下3センチの危険水位まで迫る悦楽という名の波しぶきを受けて、あっぷあっぷ・・・嗚呼もう駄目ません。
変なプロフィールになってしまい誠に遺憾です!

Billie Holiday
When You're Smiling

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