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第71回 サ ン デ ― 鑑 賞 会 終 了(御礼)

本記事末尾に「本邦におけるモダンジャズ全盛期を象徴する
画像」追加
 


第71回 サ ン デ ― 鑑 賞 会

                          日 時  2018.6.10(日)13:30~15:30
                          場 所  ジャズ・カフェ・モーニン(秋田市手形山崎町9―8)
                          TEL  080-2808-6881


*「ジャズ・カフェ・モーニン」主催のレコード中心によるジャズ鑑賞会です!
ベテランもビギナーも大歓迎です!
選曲&解説は当ブログ「秋田ジャズレコードマニアクラブ管理人(S)」です。
会費はお一人様1000円(ワンドリンク:おかわり300円&ちょこっとなおやつ&豪華プログラム付き)です。 
尚、当日はプログラムに一部変更があることもございます。

 
  1部「ライブ・アト・ザ・ヨーロッパ」
 2部「スタンダード ~ ゴット・ブレス・ザ・チャイルド」


 今回は多数お集まり下さり、また、拙い選曲、解説にも関わらず皆々様には最後まで熱心にお付き合い下さり誠に有難うございました!

 今日の気分で僕が選んだ一盤は下記・・・5.LP「ヨーロッパのエリック・ドルフィー(Vol.1)」に決定!
 このLPは「’64モダン・ジャズ名盤蒐集会第8回選定盤」。発売元は日本ビクターで定価1750円という、ちょっと変わった価格設定。それも元々印刷されている定価(なんぼだがわがんね・・・)を訂正(多分値上げ)する形で1750円のシールがピッタリ貼り付けられている。このシールを剥がせば本来の定価が馬脚を現すのは分かっているのだが、それをやってしまったら、ささやかなロマンも神秘も忍耐も水泡に帰してしまうではないか・・・野暮!
 
 発売された「’64」から、早や54年の歳月を過ぎた今だというのに、いやはや全く痺れるね!ジャズ・クレー爺の脳髄と五臓六腑へ丁度塩梅良過ぎる程心地よく沁み渡る、沁み渡る・・・無伴奏バス・クラリネットが創り出す「ゴッド・プレス・ザ・チャイルド」の何と斬新なことよ!ジャズ・プレヤーでは誰しもが見向きもしなかった、云わば超マイナーなバス・クラリネットに目を付けた、これが希有な先見性こそ異端児ドルフィーの真骨頂!やがて、そのバスクラを時下薬籠中の物としてからに繰り広げる天空を駆け巡る如き自由闊達にして綿々たる超絶技巧。鋭利極まる優しく厳しい感性の権化ドルフィーよ、永遠なれ! 
 
 聴衆のやんやの熱気・喝采を受けて、端からぶっ飛ばす「オレオ」がもたらす快感の渦!
ヨーロッパ勢のリズムセクションの迸るバッキングを受けエリックドルフィーのバス・クラリネットが咆える、呻く、いななく、これが八方破れの赤裸々な秩序が織り成す刹那的サウンドには只々脱帽あるのみ!
 これはジャズ・クレー爺が最も愛し、理想とするジャズ・演奏(スタイル)の、代表的見本の一つ!それにしてもドルフィーのバス・クラが奏でる無二唯一の「輝けるサウンド」って、ほんまにええもんやなぁ・・・僕、大好き!
 
 余談~このレコード・ジャケット裏には「モダン・ジャズ名盤蒐集会特典」の囲み標記がある。つまり蒐集会選定レコード(シリーズ)を8枚購入すると1枚頂戴出来るという狡猾で甘いワナ? レコードの出し入れ口近くには「ボーナス・スタンプ在中」の表記があり、果してジャケット内側に折り込まれる形で「’64モダン・ジャズ名盤蒐集会第8回選定盤・会員ボーナス」有効期間昭和40年1月31日(裏面にお買い上げ店印なきものは無効)【SMJ-7212】と記された紙片「ボーナス・スタンプ」が窒息寸前宜しく隠れんぼ。
 本邦におけるモダンジャズ全盛期を象徴する「売らんかなっ!」の心が産み落としたこれがハタと膝を打つ天晴れな妙案!実に凝った作りになっていてコストもそれなりに要したと思うのだが、兎にも角にも、この頃や、あの頃はジャズ愛好家にとって、純朴と無恥と熱血と眼精疲労(血眼)?と手指腱鞘炎(餌箱漁り)?と金欠病が右往左往する、とてつもなく、それは、ええ時代だったなぁと思う・・・

5.LP「ヨーロッパのエリック・ドルフィー(Vol.1)」
5

(プレステイッジ ビクター SMJ-7212)デンマーク‘61.9.8.
 ゴッド・プレス・ザ・チャイルド(B-1)・・・・・・・・・・・・・・7:00
 オレオ(B-2)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7:11
(Bcl)E.ドルフィー、
(P)ベント・アクセン、(B)エリック・モーズホルム、
(D)ジョーン・エルニフ


http://www.youtube.com/watch?v=XSd3tyBoOLs


 この画像が「眼精疲労(血眼)?」と「手指腱鞘炎(餌箱漁り)?」と「金欠病」の謂われ。
 そこで一句~「これが症状佳境に達するバーゲンセール」(目も眩む字余り!)
 
(注)「餌箱」とはその昔一部のジャズ愛好家が用いていた隠語(?)でレコード陳列ケース(箱:ボックス状)のことだが・・・今はほぼ死語?かつては、当市内でもレコードの普遍的陳列方式である、これが「餌箱」を置いた店があちこちにあったけなぁ・・・


comment

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No title

体調不良の折り、ありがとうございました。
日本盤のステレオ盤も素晴らしく録音が良かった。

ドルフィーのアグレッションをモノラルで聴きたい!
そんな事を聞きまして、我がファイブスポットを調べた所、やっぱりステレオ。だけど、ヨーロッパノ1はモノで所持しております。
是非とも聞き比べを。



No title

「E.ドルフィー・ヨーロッパVol.1」(モノ)機会があれば聴かせて下さい。

No title

こんにちは。
今日のスッピンでレッド・ガーランドのⅭジャム・ブルースとロリンズのセント・トーマスがかかっておりましたが、聞かれました?
ラジオのジャズも良いものですね。

No title

こんにちは。
 近頃、全くラジオ聴いてません。
 かつて「スッピン」は毎日のように聴いておりました。ゲストで出た何処かの大学の先生がNHKスタジオに自分のSP「再生装置を持ちこんでジャズやクラッシックを流しておりましたが・・・未だ、「スッピン」は放送されてましたか・・・

No title

本日、Oさんのお見舞いに病院へ行ったところ、退院されておりました。約一月強の入院ですから、後遺症も、僅かだと願っております。また、懸命なリハビリをされていると思います。来月、復活されるように願っております。

No title

Oさん、もう退院されたんですか?
先ずは一安心というところでしょうか?
御元気なお顔見たいです!

No title

ちょっと、認識が違っておりました。
病院を退院されましたが、リハビリ棟におります。
来週、お見舞います。

No title

リハビリ棟に移られた件、了解です。
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ジャズマニアな訪問者
プロフィール

秋田ジャズレコードマニアクラブ

Author:秋田ジャズレコードマニアクラブ
はじめまして!僕は秋田市在住のジャズ・キチ老人です!
高校3年の頃、1年後輩のちょっとなベニー・グッドマン・オタクに幻惑され、ジャズに興味を持ち始めました。
以来、ベニー・グッドマンのメモリーズ・オブ・ユーを皮切りに、いわゆるスイング・ジャズ(コンボ、オーケストラ)、ニューオリンズ・ジャズ(ブラス・バンド素敵!)、デキシー(シカゴ・スタイル、サンフランシスコ・スタイル、ニューヨーク・スタイルなど)、バップ、クール、ハード・バップ、新主流派(懐かしい響きね!)、ヴォーカルなどなど手当たり次第、様々なジャンルのジャズ及び周辺音楽に耳を染めてきましたが、ジャズって思いのほか間口が広く、奥が深いので一切飽きることがありません。
結果、何時しかジャズが手ぐすね引く甘美な泥沼にガバチョと嵌ってからに、ふと気が付けば下唇下3センチの危険水位まで迫る悦楽という名の波しぶきを受けて、あっぷあっぷ・・・嗚呼もう駄目ません。
変なプロフィールになってしまい誠に遺憾です!

Billie Holiday
When You're Smiling

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